目覚ましが鳴っても起きられない。気づけば、また眠っている。
「何度も寝てしまう」その朝のことを、責めずに一緒に考えてみよう。
目覚ましを止めた記憶がない。何度もアラームを鳴らしても気づかない。 「起きなきゃ」と思っていたのに、気づけばまた眠っていて、時計を見て青ざめる——。 そんな朝を繰り返して、「自分は意志が弱い」「だらしない」と責めていませんか。
でも、二度寝してしまうのは、あなたの意志の問題ではないことがほとんどです。 それは体が「まだ休息が必要」と言っているサインのことも多いのです。 睡眠が足りていなければ、脳は目覚めよりも眠りを優先します。 アラームに気づかないのも、体がそれだけ深く休もうとしている証拠なのです。
まずは、「また寝てしまった」と自分を責める、その手をそっと止めてあげてください。 あなたは、それだけ休息を必要としているだけなのだから。
二度寝や、目覚ましで起きられない背景には、いくつかの理由が重なっていることが多いです。 どれか一つでも思い当たったら、それはあなたのせいではなく、体や心の状態のせいだと思ってください。
原因が一つとは限りません。いくつも重なっていることのほうが、むしろ多い。 だからこそ、「なぜ起きられないんだ」と自分を追い詰めるより、 「今の私は、それだけ疲れているんだな」と、静かに認めるところから始めてみてください。
いきなり「明日から早起き」を目指さなくて大丈夫です。 完璧を目指すと、できなかったときにまた落ち込んでしまう。 だから、次のうちどれか一つだけ、試してみてもいいかもしれません。
工夫は「起きられるようになるため」だけのものではありません。 少しずつ体をいたわって、自分を大事にするための時間でもあります。 できた日があったら、どうかその自分を、ちゃんとほめてあげてください。
たまに二度寝してしまうのは、誰にでもあること。 でも、どうしても起きられない日が何日も続く、 日中も強い眠気や体の重さが取れない——そんなときは、 睡眠や、体や心の不調が背景にあるサインかもしれません。
こうした状態が続くなら、それは「気の持ちよう」ではなく、体からのサインです。 朝がつらくて起きられないことについては、 起きられないのは病気かも のページにも、もう少し詳しく書いています。 よかったら、そちらも読んでみてください。
このサイトを作った管理人も、目覚ましがまったく起きられない時期がありました。 何度アラームを鳴らしても気づかず、二度寝を繰り返しては、自分を責めて。 今思えば、あれは体と心が限界まで疲れていたサインでした。
少しずつ生活を整えたり、つらさを誰かに話したりするなかで、 朝が前より楽になっていきました。もちろん、変化はゆっくりで、うまくいかない日もあります。 それでも、「ずっとこのままなのかな」と思っていた朝が、変わることもある——それだけは伝えたいのです。
つらいとき、誰かに「朝がつらい」と一言こぼすだけでもいい。 あなたが今日、目を開けてここまで読んでくれたこと。それだけで、もう十分に頑張っています。
最終更新:2026年8月21日 / 参考:厚生労働省「まもろうよ こころ」