逃げていい。あなたを守ることが、いちばん大切です。
毎日、職場に行くのがこわい。上司の顔を見るだけで胸が苦しくなる。 理不尽に怒鳴られたり、人格を否定されたり、体に触れられたり、無視されたり——。 そんな日々を過ごしていると、いつのまにか「自分が悪いのかもしれない」と思い込んでしまう人がいます。
「自分にも落ち度があったのかも」と感じてしまうのは、追いつめられた心が見せている錯覚です。 相手の言動そのものが問題なのであって、あなたが責められる理由は、どこにもありません。
「もう少しがんばれば」「自分さえ我慢すれば」——そう思って耐え続けていると、 ある日ふいに、朝、体が動かなくなることがあります。 眠れない、涙が止まらない、食べられない、会社の前まで来ると足がすくむ。 これは根性の問題ではなく、限界を超えたサインです。
だから、覚えておいてほしい。
逃げること、辞めることは、負けではありません。
その職場から離れる、異動を願い出る、休職する、転職する——どれも、自分を守るための正しい選択です。
もし相談や手続きを考えるなら、あとで自分を助けてくれるのが「記録」です。 つらい中で全部そろえる必要はありません。できる範囲で、少しずつで大丈夫です。
ひとりで抱え込まないでください。社内の窓口が使いづらいときや、そもそも相談できる相手がいないときは、 社外に、無料で相談できる公的な窓口があります。
ハラスメントが続くと、心も体も少しずつすり減っていきます。 眠れない、気分が晴れない、涙が出る、何もやる気が起きない——それは、あなたが弱いからではありません。 つらい状況に置かれた人に、自然に起きる反応です。
そんなときは、ひとりで抱え込まず、心療内科や精神科を頼るのも大切な選択です。 「まだ大丈夫」と無理をせず、早めに休むこと、専門家に話すことが、回復への近道になります。
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つらいときの相談窓口一覧を見る →最終更新:2026年8月17日 / 参考:厚生労働省「まもろうよ こころ」