逃げても、全部捨てても、遠くでやり直してもいい。
お金に追い詰められた夜に、まず伝えたいことを書きます。
お金がなくて、もう死にたい。そう検索してしまうほど、いま追い詰められているのかもしれません。 でも、はっきり書きます。お金がないときは、何を差し置いても、まず生きてください。
お金がないことと、あなたが生きていていい人間かどうかは、まったく別のことです。 お金は、あとからいくらでも立て直せます。制度もあれば、専門家もいます。 でも、あなたの命は、いちど失ってしまえば、もう二度と戻ってきません。 だから今は、難しいことは全部あとまわしでいい。今日を生きのびることだけを、考えてください。
借金が膨らんで、返せる見込みが立たない。督促の電話に、心臓がしめつけられる。 「もう死んで償うしかない」——そんなふうに思い詰めていませんか。 でも、覚えておいてください。借金を、あなたの命で払う必要は、どこにもありません。
返せなくなった借金は、自己破産という、法律で認められた仕組みで、ゼロにしてやり直すことができます。 任意整理や個人再生といった「債務整理」も含めて、これは国が用意した、生き直すための正当な権利です。 逃げでも、ずるでもありません。「自己破産をしたら人生が終わる」というのは、多くの場合、ただの誤解です。
取り立てが怖くて眠れないなら、まず お金の支援ページ にもある 法テラス(0570-078374)や、弁護士・司法書士に一本つないでください。 専門家が間に入れば、取り立ては止まります。あとは、あなたのペースで大丈夫です。
もし今いる場所が、あなたを追い詰めて、押しつぶそうとしているなら——逃げていい。 仕事も、街も、こわれてしまった人間関係も、手放していいのです。
できるなら、思いきって遠くの街へ引っ越して、誰もあなたを知らない場所で、一から始めたっていい。 環境を変えることは、負けでも、投げ出すことでもありません。 むしろ、自分の命を守るための、いちばん賢くて勇気のいる選択のひとつです。 これまで踏ん張ってきたあなたには、生きる場所を、選び直す権利があります。
ただし、命に関わる危険な取り立て(違法なヤミ金など)や、暴力から逃げるときは、 一人で動かず、警察や弁護士、相談窓口 の力も借りてください。 安全に、確実に逃げるための味方は、ちゃんといます。
「逃げても、そこでまた生活できるの?」——そう不安になるかもしれません。大丈夫です。 生活を支える制度は、あなたが新しく住んだ街の自治体で受けられます。
お金の苦しさは、人に言いにくくて、夜のあいだにどんどん大きくなります。 でも、あなたが今日ここまで読んでくれたのは、「どうにか生きたい」と、心のどこかで思っているからです。 その気持ちを、どうか消さないでください。
お金は、あとから取り戻せます。逃げても、やり直しても、生きていていい。 まず一つ、電話でも窓口でもいいから、つながってみてください。そこから、必ず変わっていけます。
最終更新:2026年8月27日 / 参考:厚生労働省「まもろうよ こころ」