みんなが楽しそうな時期に、少しだけそばにいさせてください。
年末年始が近づくと、街はイルミネーションで彩られ、テレビは特番で賑やかになり、SNSには家族や友だちと過ごす写真があふれます。 まわりが「楽しそう」に見える時期ほど、ひとりで過ごすさみしさや苦しさは、いつもより濃く感じられてしまうものです。
「この時期くらい、楽しく過ごさなきゃ」と自分を責めなくていい。 にぎやかさの裏で、あなたと同じように静かにこの数日をしのいでいる人は、あなたが思うよりずっとたくさんいます。 つらいと感じているのは、あなただけではありません。
年末年始のつらさには、この時期ならではの理由がいくつもあります。 「帰省しなきゃ」「親戚に会わなきゃ」というプレッシャー。ふだんは距離を置けている家族との関係が、この時期だけ急に近づいてくる苦しさ。
さらに、年の瀬は「この一年をどう過ごしたか」を否応なく振り返らされる時期でもあります。 うまくいかなかったこと、失ったもの、変えられなかったこと——それらが胸に押し寄せて、自分を責めてしまう。 そこにSNSの「充実アピール」が重なると、しんどさはいっそう深くなります。
世の中が「おめでとう」「楽しもう」という空気に包まれるこの時期。 でも、その空気に自分を合わせられなくても、まったく問題ありません。 つらいときに無理して笑顔を作ることは、心をさらに削ってしまうことがあります。
帰省しないという選択も、年賀状を出さないという選択も、集まりに行かないという選択も、すべてアリです。 「行かなきゃいけない」「返さなきゃいけない」と自分を追い立てなくていい。 あなたの心と体を守ることを、いちばんに考えてみてもいいんです。
年末年始を無理に「充実」させようとしなくて大丈夫。 むしろ、予定を詰めこまず、静かにやり過ごすことを目標にしてみてください。 小さな工夫が、この数日を少し楽にしてくれることがあります。
多くの窓口や病院が休みに入るこの時期。「誰にも頼れない」と感じて、いっそう心細くなるかもしれません。 でも、年末年始も休まず、あなたの声を受け止めてくれる場所は残っています。
よりそいホットラインは、電話番号 0120-279-338。 24時間・年中無休・無料で、年末年始も休まずつながります。 うまく話せなくてもいい。理由を説明できなくてもいい。「つらい」「さみしい」——その一言だけを、届けてみてください。
つらい年末年始は、ここに書いていってください。
管理人に手紙を送る今すぐ誰かと話したいときは 相談窓口一覧 へ。年末年始も24時間つながる無料の窓口があります。
最終更新:2026年8月17日 / 参考:厚生労働省「まもろうよ こころ」