← ともしびに戻る

年末年始がつらいあなたへ

みんなが楽しそうな時期に、少しだけそばにいさせてください。

「みんな幸せそう」に見える時期ほど、つらい

年末年始が近づくと、街はイルミネーションで彩られ、テレビは特番で賑やかになり、SNSには家族や友だちと過ごす写真があふれます。 まわりが「楽しそう」に見える時期ほど、ひとりで過ごすさみしさや苦しさは、いつもより濃く感じられてしまうものです。

幸せそうな景色に囲まれるほど、自分との差が際立って見える。
それは、あなたの感じ方がおかしいわけではありません。人の心は、まわりとの対比でさみしさを強く感じるようにできているだけです。

「この時期くらい、楽しく過ごさなきゃ」と自分を責めなくていい。 にぎやかさの裏で、あなたと同じように静かにこの数日をしのいでいる人は、あなたが思うよりずっとたくさんいます。 つらいと感じているのは、あなただけではありません。

年末年始には、この時期特有のしんどさがある

年末年始のつらさには、この時期ならではの理由がいくつもあります。 「帰省しなきゃ」「親戚に会わなきゃ」というプレッシャー。ふだんは距離を置けている家族との関係が、この時期だけ急に近づいてくる苦しさ。

さらに、年の瀬は「この一年をどう過ごしたか」を否応なく振り返らされる時期でもあります。 うまくいかなかったこと、失ったもの、変えられなかったこと——それらが胸に押し寄せて、自分を責めてしまう。 そこにSNSの「充実アピール」が重なると、しんどさはいっそう深くなります。

振り返って苦しくなるのは、あなたが真剣に生きてきたからです。
一年の「点数」をつける必要はありません。ここまで日々を続けてきたこと、それ自体が十分な答えです。

無理に楽しまなくて、いい

世の中が「おめでとう」「楽しもう」という空気に包まれるこの時期。 でも、その空気に自分を合わせられなくても、まったく問題ありません。 つらいときに無理して笑顔を作ることは、心をさらに削ってしまうことがあります。

帰省しないという選択も、年賀状を出さないという選択も、集まりに行かないという選択も、すべてアリです。 「行かなきゃいけない」「返さなきゃいけない」と自分を追い立てなくていい。 あなたの心と体を守ることを、いちばんに考えてみてもいいんです。

「今年は帰らない」と決めても、あなたが薄情なわけではありません。
距離を取ることは、自分を大切にするための、まっとうな選択です。

この時期を、静かにやり過ごす工夫

年末年始を無理に「充実」させようとしなくて大丈夫。 むしろ、予定を詰めこまず、静かにやり過ごすことを目標にしてみてください。 小さな工夫が、この数日を少し楽にしてくれることがあります。

この数日を「乗り越える」のではなく、「やり過ごす」だけでいい。
年が明ければ、街の空気も少しずつ日常に戻っていきます。今はただ、静かに時間が過ぎるのを待つだけで十分です。

年末年始も、相談できる窓口はある

多くの窓口や病院が休みに入るこの時期。「誰にも頼れない」と感じて、いっそう心細くなるかもしれません。 でも、年末年始も休まず、あなたの声を受け止めてくれる場所は残っています。

よりそいホットラインは、電話番号 0120-279-338。 24時間・年中無休・無料で、年末年始も休まずつながります。 うまく話せなくてもいい。理由を説明できなくてもいい。「つらい」「さみしい」——その一言だけを、届けてみてください。

あなたが今日ここまで過ごしてきたこと。それだけで、もう十分がんばっています。
ひとりで抱えてきた重さを、少しだけ、誰かに預けてみてもいいんです。

つらい年末年始は、ここに書いていってください。

管理人に手紙を送る

今すぐ誰かと話したいときは 相談窓口一覧 へ。年末年始も24時間つながる無料の窓口があります。

最終更新:2026年8月17日 / 参考:厚生労働省「まもろうよ こころ」

この言葉を、届けたい人に

LINEで送る Xでシェア