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借金の取り立てが、怖い夜に

電話が鳴るたび、心臓が縮む。ポストを開けるのが怖い。
その取り立て、止められます。まず、そのことを知ってください。

取り立ての恐怖は、あなたのせいじゃない

スマホが鳴るたびにびくっとする。知らない番号が怖い。ポストの督促状を見るのがつらい。 夜になっても、「明日はどうしよう」で頭がいっぱいで、眠れない——。 その恐怖は、あなたが弱いからでも、だらしないからでもありません。取り立ては、それだけ人の心を削るものです。

借金があること以上に、あなたを追い詰めているのは「取り立ての恐怖」かもしれません。
その恐怖は、正しい手続きで、止めることができます。

「もう逃げ場がない」と感じているなら、まず知ってほしいことがあります。 日本の法律は、借りた人を一方的に守らないわけではありません。取り立てには、ちゃんとルールがあります。

違法な取り立ては、法律で禁止されている

貸金業法という法律で、次のような取り立ては禁止されています。 正規の業者は、これを破れません。

あなたが「怖い」と感じる取り立ては、そもそも違法かもしれません。
我慢しなければならない取り立ては、ひとつもありません。

もしこうした取り立てを受けたら、日時と内容をメモしておいてください。 そのうえで、金融庁の相談窓口(0570-016811)や警察相談専用電話(#9110)、弁護士に相談できます。

取り立ては「止められる」——受任通知のしくみ

いちばん確実に取り立てを止める方法は、弁護士や司法書士に「債務整理」を依頼することです。 専門家があなたの代理人として貸金業者に「受任通知」を送ると、 業者は本人に直接取り立てをすることが法律で禁止されます。

つまり、依頼したその時点から、あの怖い電話や督促状は、あなたのところに来なくなります。 あとのやりとりは、すべて専門家が代わりにやってくれます。

「お金がないのに、弁護士なんて頼めない」——そう思うかもしれません。
でも、収入が少ない人のための無料相談や、費用を立て替える仕組みがあります。

その窓口が 法テラス(日本司法支援センター)(0570-078374)です。 収入が一定以下なら、相談は無料で、費用の立替えも利用できます。 借金そのものも、任意整理や自己破産といった方法で整理し、やり直すことができます。

闇金からは、逃げて相談していい

もし借りた相手が闇金(ヤミ金)なら、話は少し違います。 闇金は違法な業者で、その取り立ても、法外な利息も、すべて違法です。 こわい取り立てから逃げることは、正しい行動です。決して、あなたが悪いのではありません。

ひとりで対応しようとしないでください。 身の危険を感じるときは110番、相談は警察相談専用電話(#9110)へ。 闇金問題にくわしい弁護士・司法書士や、相談窓口 の力も借りてください。

違法な取り立てから逃げるのは、負けじゃない。命と暮らしを守るための、正しい選択です。

ひとりで、抱え込まないで

借金や取り立てのことは、家族にも友だちにも言いにくくて、夜のあいだにどんどん重くなります。 でも、どんなに大きな借金も、あなたの命ひとつには、絶対にかないません。

まず一本、電話をつないでみてください。取り立てが止まるだけで、世界の見え方は変わります。 あなたには、やり直す道が、ちゃんと残されています。

その取り立て、あなたひとりで受け止めなくていい。

取り立てを止める手続きも、借金を整理する方法も、専門家が一緒に考えてくれます。

相談窓口を見る → お金の支援と制度を見る →

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最終更新:2026年8月28日 / 参考:厚生労働省「まもろうよ こころ」