← ともしびに戻る

家賃が払えない、住む場所を失いそうなとき

来月の家賃が払えない。追い出されたらどうしよう。
でも、今日明日で家を失うわけじゃない。まず、それを知ってください。

家賃が払えないのは、あなたひとりの責任じゃない

仕事が減った。急な出費が重なった。気づけば、来月の家賃の当てがない。 「家を失ったら、もう終わりだ」——そんな不安で、夜も眠れないかもしれません。

でも、家賃が払えなくなるのは、景気や病気、家庭の事情など、 あなたひとりの力ではどうにもならない理由で起きることがほとんどです。自分を責めないでください。

住まいは、生きるための土台です。だからこそ、それを守るための制度が、ちゃんと用意されています。

滞納しても、すぐには追い出されない

まず、いちばん怖い「追い出される」という不安について。 家賃を滞納しても、大家さんが勝手にあなたを追い出すことはできません。

鍵を勝手に替える、荷物を運び出す、力ずくで退去させる——こうした行為は、法律で禁止されています。 立ち退いてもらうには、裁判などの正式な手続きが必要で、それには時間がかかります。 つまり、今日明日でいきなり住む場所を失うわけではないのです。

「明日、追い出されるかも」という恐怖の多くは、実際より大きく膨らんでいます。
時間はあります。その間に、できることがあります。

住まいを守る制度がある

家賃や住まいのために使える制度は、いくつもあります。恥ずかしいことでも、迷惑をかけることでもありません。

これらの入口は、どれも同じ——お住まいの自治体の「生活困窮者自立相談支援窓口」です。
「家賃が払えなくて」と伝えるだけで、道を一緒に探してもらえます。

もう住む場所がない、というときも

すでに家を失ってしまった、今夜寝る場所がない——そんなときも、あきらめないでください。 自治体の福祉窓口では、一時的な宿泊場所や、生活の立て直しを相談できます。

生活保護 を申請すれば、住まいと暮らしを支える仕組みが使えます。 夜間や緊急のときは、よりそいホットライン(0120-279-338/24時間・無料)に、 今の状況をそのまま話してみてください。

住む場所を失っても、そこで終わりではありません。
もう一度、屋根の下で眠るための支援が、必ずあります。

ひとりで、抱え込まないで

住まいの不安は、人に言いにくくて、夜のあいだにどんどん大きくなります。 でも、早く相談するほど、選べる道は多くなります。まだ滞納していなくても、相談していいのです。

家を失うかもしれない——その恐怖のなかで、あなたは今日ここまで読んでくれました。 それは、生きようとしている証拠です。次はぜひ、窓口に一言だけ、つないでみてください。

住まいのことは、ひとりで抱えなくていい。

家賃の制度も、住む場所の相談も、窓口が一緒に考えてくれます。
まずは「困っている」と伝えるだけで大丈夫です。

相談窓口を見る → お金の支援と制度を見る →

この言葉を、届けたい人に

LINEで送る Xでシェア

最終更新:2026年8月28日 / 参考:厚生労働省「まもろうよ こころ」